K20Aエンジンのオーバーホール中。
このピカピカのバルブをご覧ください!
このバルブはポリッシュ加工することにより
フロー向上を狙っています。
特にNAエンジンはこういう細かい部分の
積み重ねが最後のひとのびに繋がります!
にしても、ピッカピカでしょ!?
いらっしゃるかと思います。
まず、一般的な車に用いられているのが
セミフロータイプのピストンコンロッド。
ピストンピンがコンロッドに圧入されているので
ピストンとピストンピンが摺動しています。
これに対してフルフロータイプは
ピストン、ピストンピン、コンロッド全ての部分で
摺動しています。
これによってフリクションが低減されるので
高回転用のエンジンやチューニングエンジンには
有利です。
当社のコンプリートエンジンはセミフロータイプの物を
フルフロー加工にして組み上げています。
エンジンを組む時にいくら精度の高いピストンを
使用してもボーリングの精度が低くては
出力は出せません。
当社がお世話になっているTODA RACINGの数値です。
4気筒ともシリンダー径が1/1000mmまで揃っています!!
これがハーフウェイエンジンのパワーアップの秘密です。
1/1000mmまで揃えるとは恐るべし!TODA RACING!!
ビートのエンジンOH。
オーバーホールをしながら周辺部品もダメに
なっているものは交換していきます。
このパイプ。
穴が開いており交換したいのですが既にメーカーより
廃番になっている部品です。
仕方が無いので修理して再使用することに。
部品が廃番になってしまっては私達もどうすることも
できません。
オーバーホールをお考えの皆様、部品がある間に
早めに決断されることをお勧めします!
ワンオフでエッセにも慣性過給のAir Streamを
作ってみました!
やはりAir Stream効果あり!
55PS→58PSにパワーアップしました!
NAの吸気はめちゃくちゃ奥が深いです。
エンジンを真剣な眼差しでチェック中。
このエンジン、KFのNAコンプリートエンジンの
テスト機です。
春にテスト機を作成し、岡山国際サーキット等で
テストを繰り返しました。
パフォーマンスはOKが出たのですが、そこで販売!
とはいきません。
一度、エンジンをばらし各部にダメージが無いか
チェックしていきます。
結果はOK!
これでようやく販売の目処がたちました。
再度、エンジンを組み直し残りのテストをクリアすれば
お客様への提供をスタートさせていただきます。
もう少しお楽しみにお待ちくださいね!