LSDのメンテナンスということでLSDを
オーバーホール中!
なぜか同じ作業が集まる物で年明けから
今までLSD組み込み、オーバーホール、
ミッションオーバーホール…。
ピットのあちこちでミッション廻りの作業が
進んでいます。
CAT WALK Type-R OH中!!
今回、オーバーホールと同時に内部の仕様変更も
させていただきます!
長い間、車に乗っていると使用環境や走るステージが
変わってくることってあると思います。
昔はサーキット走行をしていたけど最近は街乗りだけに
なってしまったから乗り心地をよくしたなどなど。
その変更に対応できるのがType-Rの旨み。
オーバーホールの際であれば内部の仕様変更は
無料で対応しています。
内部の仕様が変われば乗り味がガラリトと変わり
またType-Rを楽しんでいただくことができます!
車も足も長く楽しんで欲しい!
HALFWAYの思いを実現できる足、それがType-Rです。
この写真なんだかわかりますよね?
コンピュータのハーネスから信号を取り出すための
通称エレクトロタップです。
配線の被覆を向かず挟むだけで信号がもらえるという
一見便利な物なのですが、写真のように経年で
元の配線を切断してしまっているケースをよく見受けます。
エレクトロタップは配線の太さによって種類があるのですが
その種類があっていなかったり、また車両の振動で
配線を切ってしまうケースもあります。
経年で配線が切断されてしまうとある日突然
チェックランプがついたり、その配線が電源や
グランドなど重要な線だとエンジンがかからないような
ことになる恐れもあります。
また逆に配線部分までエレクトロタップの刃が
到達しておらず接触不良のような症状を起こすことも。
各社によって考え方は様々だと思いますが、
このような経験上、ハーフウェイではEDP-01などの
サブコンの取付にはこの接続方法は推奨していません。
付属のギボシ端子やスプライス端子を使って
正しく取り付けてくださいね!
先日、実際にあったのですがブーストリミッターを
解除せずに(メインコンピューターセッティングが
できない車両)EVCでブーストアップをして欲しい
との依頼が。
最近の軽自動車のブーストリミッターの傾向ですが
低中回転から高回転にかけてリミッターの値がだんだん
下がっています。
例えばスズキ車ではブーストリミッターが1.16から0.9に
プログラムされています。
しかし、EVCの性格上、設定ブーストが低回転から
高回転まで一定値に安定するため、低中回転で
ブースト1.0に設定すると高回転でリミッターに
あたってしまい、吹かなくなってしまいます。
そこで高回転をリミッター以下0.8に設定すると低中回転でも
ブーストは0.8になってしまうため、ノーマルより
ブーストが低くなってしまいました…。
ブーストリミッターが解除できる車両であれば
問題は無いのですが、解除できない車両に
EVCを使うと上記のようになってしまうので
意味がありません。
軽自動車のノーマルタービンは小さくて立ち上がりが
早いので例えEVCを使っても立ち上がりをさらに
早くすることはできません。
むしろ、ゲイン調整次第ではブーストの安定の代償として
立ち上がりが遅くなるEVCもあります。
EVCをつける場合は、エンジンやタービンとの
マッチングを考えて選んでくださいね。