明日誰かに話したくなる小ネタ①
左はデミオZYエンジンのカムシャフト。
右はAZ-1 F6Aのカムシャフト。
エンジンには直打式、ロッカーアーム式があり
左は直打式、右はロッカーアーム式です。
この二つの方式の見分け方がカムの山の形。
直打式は山の頂点がとんがっていて
ロッカー式は山が卵型になっています。
カム山の形をみればエンジンのタイプがすぐにわかります。
もしあなたがカムを見ることがあれば「これは直打式だね」
とかっこよく答えてみてはいかがでしょう!?
現在オーバーホール中のAZ-1。
この車両はオーナーに大切にされており外観は綺麗。
そして走行距離が50,000km代でした。
エンジンをばらして洗浄してみるとロッカーアーム、
ラッシュアジャスターの程度は良し。
さすが50,000kmと思いきや、更に洗浄、点検を進めてみると
バルブに写真のような虫食いが。そしてコンロッドにも
傷が1周にわたり入っていました。
高年式の車両のオーバーホールではこんなことはありません。
走行距離が少なくてもやはり20年近くの経年劣化は
各部に影響を及ぼします。
パイプもこんなに朽ち果てています…。
年式が古い車になってくると走行距離だけでオーバーホールの
時期は決められません。金属やゴム、電子部品など
様々なパーツの経年劣化も視野にいれておいたほうが
良さそうです。
コペンLA400K タービン交換のパワーグラフ公開!
タービン交換後、オリジナルのサブコンEDP-01で
セッティングしてみました!
ノーマルに比べパワーもトルクも大幅アップ!!
パワー 68.3PS→97.7PS
トルク 9.5キロ→13.0キロ
その差はグラフを見れば歴然!
今までコペンL880Kなどはメインコンピュータで
セッティングしていましたが、LA400Kはまだ
メインがセッティングできないのでEDP-01で
やってみました。それでもメインと大差ないくらい
セッティングできています!
EDP-01見た目はただの黒い箱ですが実はタービン交換まで
対応できる優秀なサブコンなんですよ~!