デミオのコンプリートエンジン製作開始。
まずは内燃機屋さんに面研に出す前に掃除をします。
ベースには程度の良いエンジンを使用していますが
さっと掃除するだけでもこの差です。
この後、バルブを外し1本1本掃除していきます。
さぁこのエンジンがどれだけ綺麗になるのでしょうか。
これからスワップ用に搭載するJBエンジン。
やはりJBエンジンの魅力は何と言ってもその後の
チューニングメニューが豊富なこと。
ハーフウェイがJBエンジンで一押しなメニューが
ノーマルタービン加工です。
JBのノーマルタービンは排出ポートの径がかなり小さいので
低速でトルクが発生してしまい高回転までトルクが続きません。
そのうえでブーストアップを行うとさらに高回転でエンジンが
回らなくなってしまいます。
そこでタービンを加工し排出ポートを拡大、ポートと
タービンブレードのクリアランスを変更し、排気のつまる
ポイントをできるだけ遅くすることによってピークトルクや
パワーアップ、トルクの落ち込みを緩やかにしてやることが
できます。低中高回転域でノーマルよりも良くなり
ブーストアップとあわせても有効なチューニングです。
ただし、タービン加工を行うとターボの立ち上がり特性や
ターボのたれ方が変わる為、コンピュータのリセッティングは
必須です。
もちろんこのセッティングがキモで特性の変わった
タービンに最適な燃調や点火時期をセットしてやることにより
体感できるパワーアップが実現します。
タービン交換までしなくても十分に乗りやすくなる
JBエンジンのお勧めメニューです。
MR-S with VTEC コンプリートカーを中古車のページに
掲載しています。
お客様の委託販売のため、気になる方はお電話にて
お問い合わせください。
エンジンスワップの費用の中には新品クラッチも
含まれています。
通常はスワップ後のエンジン用の(ダイハツ系なら
ターボ用、MR-SならK20A用など)純正新品クラッチを
入れるのですが、この際に強化クラッチを入れてしまうのも
おすすめです!
今回は2.4Lのチューニングエンジンを搭載するため
TODA RACINGの強化クラッチを入れました。
もちろんスワップ後にクラッチ交換をすることもできますが
スワップ時に一緒に行うと部品代のみのプラスで
強化クラッチに変更できます。
スワップ後にさらにチューニングしてよりパワーアップを!
と考えている人はスワップ時に強化クラッチを入れて
おくことをお勧めします!