コンプリートエンジンのこだわりポイント!

昨日の投稿の続きです!
 
KFエンジンのウィークポイントである
クランク周辺の見直しに着手したHALF WAY。
 
まずスタッドボルトのエンドを円錐状に尖らせ
ブロックに突き刺すようにねじ込み
あたかもブロックからボルトが
生えているかのように一体化させました!
そこにクランクキャップをとおし
締め付けることでブロックの
振動やねじれによる締結部の甘さを
解消!!
 
さらに4か所あるキャップ間を
タワーバーのように連結することで
クランク周りの剛性を確保することを
目指しました!!
 
このクランクキャップラダーを導入後
レース後などにエンジンを分解しても
クランクは手でクルクル回るように!
 
KFエンジンの1番のウィークポイントである
クランク周辺のブロック剛性のなさ、
キャップのねじれを解消することに成功しました!
エンジン回転の根幹である
1番肝心なクランクシャフトを
綺麗に回すことでクランクメタルの
焼き付きも防ぎます!!
 
通常みることができない部分なので
想像できないかもしれませんが
KFエンジンにはクランク周辺のブロック剛性
とっても大切なポイントなんです!
 
ここまで読んでいただくと
ご自身の車のクランクが手で回るのか
ちょっと気になってきたのではないでしょうか!?
そんな方にワンポイントアドバイス!
冷間時にはクランクが手で回らないのですが
熱が入るとクランクが回るようになってきます!
KFエンジンにおいては十分な暖機運転を
お勧めします!!
 
ちなみに明日、明後日はラリー参戦のため
臨時休業となっております!
佐賀県唐津の全日本戦に行ってきます!
メールの返信や商品の出荷は火曜日以降に
順次対応します!!