問題です。
AとBのKFターボエンジン。
さてどちらの走行距離が少ないでしょうか??
答えはA。
ちなみに走行距離は
Aが 29,949km
Bが 32,230km
じつはこの2機のエンジン走行距離には
ほとんど大差はありません。
しかしAのエンジンはよっぽどエンジンオイルの管理が
悪かったのでしょう。
内部がオイル焼けしてしまっています。
しかもこれはエンジンだけの問題ではなく
タービンにまで影響します。
タービンがこの状態だと出力に影響するため
AとBを比較するとAの車は走らないね・・・
ということに繋がります。
オイル管理を怠るとたった3万kmでも
エンジン内部はこんな状態になってしまいます。
普段は目に見えない部分だけについつい
お財布事情やめんどくささから後回しに
なってしまうかもしれませんが
やはり日々のメンテンナンス大切です。
また、エンジンスワップで中古エンジンを
調達する場合、走行距離が少ないからといって
全てが良いエンジンかどうかはわかりません。
AとBのエンジンなら間違いなくBのエンジンを
搭載したいですよね?
ハーフウェイでは実際に搭載エンジンの内部まで
確認してからエンジンを搭載しています。
『優良中古エンジンを搭載します。』
この1文の中にはこんな手間暇がかかっているのでした。