投票ありがとうございました!
このアンケートからわかるように大多数の方が
足回りを選ぶときにはショックを重視しているんですね。
もし皆さんが一生懸命選んだショックの性能を
スプリングが邪魔していたとしたらどうでしょうか?
まずはこちらの写真をみてください。
ボールペンに入っているスプリングを
縮めようとしているところです。
まっすぐに縮めようとしているのにスプリングが
湾曲してしまいます。
(わざとじゃないですよ!手元にボールペンが
ある方はぜひやってみてください!)
まっすぐにストロークをさせようとしても
スプリングは横に逃げようとしています。
これが今後頻繁に登場してくるスプリングの
横力
という概念です。
スプリングである以上この横力は必ず発生します。
もちろんサスペンションのコイルスプリングも同様です。
とするとコイルスプリングの中に組み込まれている
ショックは常にスプリングから横向きの力を受けています。
これが最初に言ったスプリングがショックの動きを
邪魔しているということです。
スプリングのレートによっても違いますが
実際に一体どのくらいの
大きさの力がかかっているでしょうか?
スプリングにかかる荷重によって大きさは変わりますが
7インチ6キロのスプリングで最大ストローク時に
なんと45kgもの
横向きの力が発生しているんです!!!
これじゃあショックもたまったもんではないですよね!!
ショックは上下動しかできないのでこの横力がショックの
フリクション(抵抗)となります。
これが現状の皆さんのサスペンションの状態です。
そんな現状だけ突きつけられても
じゃあどうすればいいんだ・・・
と思いますよね?
その対策は・・・次回投稿へとつづく。