前回、原因が見えないまま止まっていたインテーク側のはめあい。
テーパー角か。
クリアランスか。
当たりの順番か。
仮説を一つずつ潰して、
当たり位置と逃げ方向を見直し、
ようやく“確実に入る状態”をクリア。
そして今回は、
はめあいだけで終わらせなかった。
インケース内部、
空気の流れにも手を加えた。
わずかな形状変更が、過給の質を変える。
ダイナパックにて実車テスト。
前回
ブースト1.5で 123PS。
今回
ブースト1.35で 138PS。
思わず笑った。
過給圧は下げたにもかかわらず、出力は向上。
フルブーストに入る回転数も下がった。
期待以上だ。
センターコア、インケース、アウトケース。
主要構成は成立。
しかし、まだ製品ではない。
次はアクチュエータ。
その先に水パイプ、オイルパイプ。
耐久と再現性を詰めていく工程が続く。