UNFAZEインタークーラーに変えたらブーストが下がる!?

Q. UNFAZEインタークーラーを取り付けたら、ブーストが0.1ほど下がった気がします。大丈夫でしょうか❓


A. ご安心ください、それは「冷却性能が上がった証拠」です💡

🔍 なぜブーストが下がるのか?

車の場合、様々な要因が複雑に絡み合いまた車両の個体差、チューニング内容によってもブースト値の変化は様々ですがUNFAZEインタークーラー装着後にブースト値が0.1〜0.2ほど下がることがあります。これは異常ではなく、むしろ冷却・圧損において効率が高すぎるがゆえに起こる現象です。

ノーマルと同じくらいの効率しか持たないインタークーラーでは起きません。
マフラーの抜けが良くなると高回転でパワーは伸びるが、ブーストが0.1ほど下がる現象と似ています。

💡 UNFAZEはなぜ効果的なのか?

UNFAZEインタークーラーは、本来の役割である冷却性能が非常に高く、吸気温度をしっかり下げます。
空気は冷えると体積が小さくなり、密度が高くなります。それによりシリンダー内部の酸素量が増えるため、パワーアップにつながります。

例えば、コペン(LA400)の場合:
・吸気温度が約90℃から30℃代に下がると…
空気密度は約13%アップ⤴️

つまり、ブーストが下がっていても実際にエンジンが吸っている酸素の量は増えており、
出力は落ちていないどころか上がっていることがほとんどです。

🔧 ブーストを上げるとさらにパワーアップ!

吸気温度が下がったことによりノック耐性が向上するため、
EVCやオリフィスなどでブーストを元の圧に戻すことで、さらなるパワーアップが可能です。

つまり、「チューニングの伸び代」が広がったということです。

🐧 吸気温度が下がることで得られる“安心感”

コペンのような圧縮比9.5という高圧縮ターボエンジンでは、耐ノック性能を上げることは非常に重要です。コペンのECUはノッキングに非常に敏感で人が感知できないレベルのノッキングをとらえます。
吸気温度が高い状態でノッキングが発生すると、ECUがこれを検知してフェールセーフ(出力制御)に入ります。

ブースト値は簡単に調整できますが吸気温度を下げることはインタークーラーにしかできません。LA400コペンでチューニングをすすめるならUNFAZEインタークーラーは必須アイテムです!