ブログでは結果しか報告できていなかったので
スタッフが今回のラリーで感じたことをまとめてみました!
今回はラリー前日早朝5時からの
クラッチ交換に始まりましたが
交換後、トラブルも解消!
ただ1日目のSS3終了後のサービスで
(まだ残すところSS11本・・・)
ドライバー達から下回りからの異音と振動の
報告があり、そこから8分でドライブシャフトを交換!
(やればできるスタッフ達。笑)
外したドライブシャフトにこれといってダメージは
ありませんでしたが転ばぬ先の杖ということで
交換しておきました!
その他は特にエンジン等、不調もなく
SSとリエゾンを足して約650km近くを
2日で走破したハーフウェイ コペン!
今まで参戦した全日本ラリーよりも長い距離を
走り切りました!!!
今年のラリーはこれで終わりなのでここから
エンジンやミッションにどんなダメージがあるか
確認していきます。
今回、タービン交換がOKだったので
タービン交換+メインコンピュータセッティングで
110馬力程度に抑えた仕様で挑みました。
(距離が距離なので・・・笑)
ラリーという競技を考え中速トルクを重視した
セッティングにしていましたが、
今回感じたことは
KFエンジンはトルクが良く出るいいエンジンです!!!
ちまたでKFエンジンは弱いや遅いなど言われていますが
そんなことはありません!!!
誰も本性を知らないだけです!
LA400Kコペンはありとあらゆる部分がコンピュータで
制御されておりここを解き放たないと
その本性を現しません。
特にスロットル制御が非常に細かく複雑に
制御されているので
この制御に手を加えるだけで激変します!
(スロコンでは無理です!)
余談ですがLA400Kコペンでノーマルタービンに
スポーツECUを足すだけで
今までの軽自動車ターボでタービン交換並み以上の
トルクを出すことができます。
ピークの数値だけなら
カプチーノやアルト+31タービンや
L880Kコペン+DX30タービン
と同等です。
もはやハーフウェイでは
KFエンジン最強説が上がるほど!!!
これにはやはりメインコンピュータのチューニングが
必須です。
ラリーに参戦し始めてちょうど1年。
1年前の新城ラリーからスタートし
メインコンピュータの制御に苦しみ続けました。
トライ&エラーを繰り返し最後のフェールセーフと
スロットル制御をクリアすると
そこから結果が出始め
地区戦でクラス3位!
そして全日本メンバーが出場していた
今回のセントラルラリーでクラス2位という
結果を出すことができました!!
メインコンピュータを制さなければ
LA400Kコペンのチューニングはできません!!!
そしてメインコンピュータで制御をしている限り
エンジンブローもしません!
このラリーでも1年間を通じ、1度もエンジンを
つぶすことはありませんでした。
来年に向けてさらなるパワーアップを目指し
これからもLA400Kコペンのチューニングに
邁進したいと思います!
ラリーを通じて得たものを皆さんに
フィードバックできるようこれからも
頑張ります!