対応車種:
コペン LA400K,LA400A
タント LA600S
ムーヴ LA150S
キャスト LA250S
ウェイク LA700S
メニュー内容:
大容量CVTキット組み込み、スポーツECU 大容量CVT ver
スポーツECUデータ書き換え内容:
CVT回転制御マップ変更、加速ラグ変更など
MT車でチューニングをしエンジンパワーを上げていくとノーマルクラッチでは容量が足りなくなり滑りが発生するため、強化クラッチを装着します。これがCVT車の場合、エンジンパワーが上がっていくとロックアップクラッチが滑ったり、エンジンのパワーを伝える効率が低下します。そのためMT車と同じようにCVT車にも動力伝達機構のキャパを上げる必要があります。
そこでHALFWAYでは大容量CVTキットとしてコンバーターや油圧ポンプなどを変更しノーマルより約1.5倍の容量のCVTを製作しました。しかし大容量CVTキットだけを組み込んだCVT車でテストしたところ、容量を上げたことによりエンジン側にも1.5倍の負担がかかることになり、発進、低回転時や加速時などなど様々なシーンでノーマルよりも遅くなってしまいました。
CVTの容量を上げるとトルクを受けるキャパは大きくなる反面、エンジンがCVTを回すために必要な力も大きくなってしまいエンジンパワーをCVTに取られてしまいます。例えばコペンに普通車のCVTを搭載するとCVTを回すための力が大きくなりすぎ、アイドリングや低回転ではCVTを回すことができなくなります。またストールトルク比が変わるため、発進も鈍くなります。
そこでコペンなどにあわせた大容量CVTキットをチョイスし、さらにコンピュータ内部でCVTとエンジンのセッティングを変えていくことで大容量CVTキットが成立しました。CVTにおいてもハードの変更だけでは無くソフトの変更が必須となります。
MT車でクラッチを強化にしても車は速くなりませんが、CVTは違います。例えば100馬力のエンジンに伝達効率70%のCVTをセットすると出力は70馬力ですが、容量を上げ伝達効率を80%、85%と上げることにより出力も80馬力、85馬力と上がります。大容量CVTキットを組み込むことによりパワーや駆動トルクも上がることになります。
また、コンピュータのセッティングを変えることでアクセルを踏み込んでから加速が始まるまでのタイムラグを短くしたり、CVTのレスポンスや加速性能がアップしています。スポーツ走行を楽しみたいCVT車にはお勧めです。
大容量CVTキットを当社にて組み込む場合、メニューは2種類ご用意しております。CVTにトラブルがあったり、走行距離の出ている方は中古CVT本体を当社にてご用意し、大容量CVTキットを組み込みます。中古CVT本体の程度により価格は異なります。純正新品のCVT本体を使用することも可能です。
大容量CVTキットの施工前に下記内容をご確認ください。