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強化鍛造コンロッド

対応エンジン:ダイハツ KF-VETエンジン

内容:強化鍛造コンロッド(1台分3本セット)

送料などショッピングガイド

コネクティングロッドの役割

コネクティングロッド(以下コンロッド)は上下運動するピストンと回転運動するクランクシャフトを繋ぐ重要な部品でそのため各部に引っ張りや圧縮、曲がりや捻りといった複雑な様々な種類の強い応力を受けています。パワーを上げていくにはこれらに耐えうるコンロッドの強度が何よりも必要となります。

コペンLA400Kの場合、パワーを上げていくと微妙にしなったり捻れたりと変形しながら仕事を続け、最悪の場合メタルに対してのあたりが悪くなったり、メタルの焼き付きやコンロッド自体の破損に繋がります。出力を上げていくにはそれらの応力に負けない強化品が必要となります。

コペン 強化鍛造コンロッド

形状はI断面を採用

今回、コンロッドを設計するにあたり3D CADを駆使し形状、重量を計算。燃焼によるピストン頂部から受ける圧力をピストンピンを介し小端部へと入力。その力を2分し大端部に伝えクランクを回すことのできるI断面を採用しました。荷重を二分できるため強度を高くすることができ大きなトルクのターボ車に向いています。

コペン 強化鍛造コンロッド

HALFWAY製強化鍛造コンロッドの特徴

小端部は純正のピストンピンを圧入する方式から小端部とピストンピンが回転できる銅ブッシュ入りフルフロート式に変更。フローティングにしたことでピストンピンにかかる荷重を集中させずフリクションの低減を実現しました。

コペン 強化鍛造コンロッド

棹部はパワーアップ等による複雑な応力に耐えるよう純正比約116%、純正比約153%と太さを変更し強度を持たせ確実にパワーを大端部からクランクへと伝えます。

コペン 強化鍛造コンロッド

大端部はノーマルコンロッドボルトより約133%太い強化品を専用設計し強固に締結しています。

コペン 強化鍛造コンロッド

また、コンロッドをいくら強化してもコンロッドベアリングがノーマルのままだとノーマルのコンロッドベアリングの耐荷重の限界がパワーの限界となってしまいます。パワーを上げていきコンロッドベアリングが荷重を受けきれなくなると偏摩耗や焼き付きを起こします。

そこでハーフウェイでは純正に対し約117%幅の広いJBエンジン用のメタルを使用できるように製作しています。厚みが選べる純正メタルを流用することでオイルクリアランスの調整も容易になります。メタルの幅を広げることにより荷重を分散しより高出力に耐える設計としています。幅を広げた分、フリクションは増えますが大きなパワーに対し耐久性を向上させ限界を引き上げ強化コンロッドの能力も引き出します。

コペン 強化鍛造コンロッドコペン 強化鍛造コンロッド

強化コンロッドを少量で作る場合、非常に高価になるため、専用の金型を製作し鍛造。鍛造から削り出し製品化を行いコストを抑えました。完成品は3D測定を実施し切断、硬度を測定しハイパワーにも耐えられることを確認しています。

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