エンジン本体はほぼこれで完成です。

エンジン本体はほぼこれで完成です。

これから補機類をつけていくのですが

ターボエンジンの場合、性格を決めるのは

エンジンよりもタービンの方がウェイトを

しめています。

例えば小さいタービンなら低速が出ます。

反面、高回転では苦しくなります。

一方、大きいタービンだと高回転で爆発的な

パワーを出せても、中低速が使い物に

ならない場合もあります。

どんな特性に仕上げるかはここからの

タービンチョイスが決め手です。

エッセにKFターボエンジンスワップ!

エッセにKFターボエンジンスワップ!

エンジンの積み込みも完了しエンジンが

かかりました!!

NA車にはNA車の楽しみ方があるのですがやはり

パワー不足が気になるエッセ。

ターボ化する方、増えています!

ターボ化するならポン付けターボとかでいいのでは?

と思うかもしれませんがちょっと待った!

ハーフウェイではポン付けターボはお勧めしていません。

なぜならNAエンジンは圧縮比が高すぎるから。

圧縮比が高いとタービンをつけてもブーストを

上げることができません。

もし圧縮比が高いままブーストを上げると

異常燃焼を起こしノッキングが発生しやすくなります。

最近のエンジンはノッキングを感知するとフェールセーフに

入ったりリタードマップで点火時期を遅らせるため

出力を上げることができません。

ノッキングを抑えるために燃料を濃くすると

もちろん燃費も悪くなります。

それならエンジンごとターボ用に変えてしまおう!!

というのがターボエンジンスワップです。

同じ車でNAとターボを味わえるのもなかなか

乙ですよね。

二度美味しいエンジンスワップお勧めです。

『良いエンジン』を作るには何が必要だと思いますか?

『良いエンジン』を作るには何が必要だと思いますか?

HALFWAYで『良いエンジン』を作る時には

基本を守り丁寧に組み上げていくことが良いエンジンを

生み出すと考えています。

例えばピストンを組み込む際に一番重要なのは

ピストンリングにダメージを与えないこと。

そのために色々なボアサイズのピストンスライダーを揃え

最新の注意を払いリングにストレスをかけないように

心がけています。

また、ピストン、コンロッドを組む時には

ピストンピンがスムーズに挿入できるように

ピストンやコンロッドを温め膨張させます。

これはほんの一例ですが様々な場所にこのような

注意を払いながら丁寧にエンジンを組み上げて行きます。

この積み重ねが耐久性や出力につながり結果、

良いエンジンにつながると考えています。

同じエンジンオーバーホールの仕事をしても

ハーフウェイのエンジンはいいねと言ってもらえる秘訣は

この部分だと思っています。

L880Kコペンも発売から15年。

L880Kコペンも発売から15年。

そろそろメンテナンスが必要になってきました。

今回こちらの車両もラジエターを交換することに

なったのですがアッパーホースを外すと

腐食がひどく穴が…。

万が一水漏れでもしていたら大変でした。

前にもニップルが腐食していたものを

ご紹介したのですがL880Kコペン

ウィークポイントの1つです。

やはり年式、走行距離にあわせてメンテナンスは必須。

純正のラジエターに交換してもいいですが

せっかく交換するのであればアルミラジエターに

交換してはどうでしょう?

こちらの車両は腐食が進んでいたこともあり

アルミラジエターに塗装を施したものを装着しました。

お住まいの地域によっては塗装した物を

購入していただくことも可能です。

これから長く乗るためにも愛車の各部

見直してあげてくださいね!

オプティにK3-VE2エンジンスワップ完了!!

オプティにK3-VE2エンジンスワップ完了!!

入庫前に車幅で白ナンバー登録していた車に

エンジンスワップを完了しこれで110PS!!

これから改造検査を取得します!!

660ccから1300cc!!

軽自動車の枠にとらわれないエンジンスワップも

魅力的です!!

コペンセロが入庫。

IMG_3054

コペンセロが入庫。

ことの発端はEDP-01をご自身で取り付けられたのですが

ブーストが上がらず走らないとのこと。

配線不良を疑ったのですが、お近くの方だったので

ご来店いただきました。

ご来店いただくと明らかにタービントラブルの雰囲気。

そこでパイピングを外してみるとエアクリーナーの

取付ボルトが外れそれをタービンが吸いこんでしまい

写真のようにタービンアウトーーー(((( ;゚Д゚)))

エアクリーナーもご自身で取り付けたとのこと。

タービン交換をすることになりました…。

タービンやエンジンブローに繋がるような重要な

場所の部品の取付は取り外しは慎重に行ってくださいね!

当社としてはやはりプロショップでの取付を

お勧めします。

レース用JBエンジン製作中!

レース用JBエンジン製作中!

前回の投稿でお話したように高回転、ハイパワー、

ハイブーストに耐えるためにはハード作りが

欠かせません。

この鍛造ピストンがいい例です。

JB用の鍛造ピストンは以前から販売しているのですが

何度も設計変更を加えリニューアルしているのを

ご存知でしょうか?

以前製作していた物から圧縮比を変更し

ピークパワーはもちろんのこと中低速のレスポンスを

大幅アップさせました。

素材は以前と変わらずGTなどの最高峰レースシーンでも

使用されている贅沢な鍛造素材から総削りで製作し

高強度、高信頼性の物を使用しています。

ノーマルから鍛造ピストンに変更することにより

初めて高回転、ハイパワー、ハイブーストに

ピストンが耐えられるようになります。

それにしてもシリンダー内に入れてしまうのが

もったいないほど外観も美しい鍛造ピストン。

まさに造形美です。